昨年9月の手術後、初めて公の場で踊らせて頂く事になりました。
5/27(金)〜29(日)、山梨県上野原で開催される画家マシマタケシさんの個展ライブに参加させて頂きます。
(私は29日に出演致します)
「ブハママハルという木から音符が生まれている」@ギャラリーのどか/上野原
なんとも魅力的な企画です。
ここに参加させて頂ける事、本当に有り難く想います。
両側人工股関節となった身体は、脚長差と強い拘縮という予想外の違和感と、新たに生まれた痛みを抱えて、未だなかなか馴染めずにいます。走ったり脚を高く上げたり出来ないのは構わないから、せめてもう少し、この身体と仲良くなれたら… と、アーサナ自主練とリハビリトレーニングをコツコツと続ける日々です。
昨年12月半ばにはダンスを教える仕事に復帰しましたが、元々持ってた鬱傾向が手術後にいろいろ重なったことで悪化…
踊りたいエネルギーは完全にゼロの状態。
そして同時に、生きたいエネルギーも失っていました。
何も希望が感じられず、光が見えず、人に会うのが苦しい
このままダメになっていく自分しか想像出来ず、生きた心地のしない時間を過ごしていました。
ほんの少しずつ、エネルギーが変わってきたと感じられたのは、間もなく桜の花が開く頃だったと思います。
いくつかキッカケがあって、ゆっくりゆっくり、溶かされていきました。(そのキッカケが無かったら、今もあの暗い場所に居たのかもしれません… 神様がくれたキッカケだったと想っています)
いつの間にか、踊りたいエネルギーが戻っていました。
今も波があって不安定ではありますが、踊りたくなったことで光が見えて、生きた心地を感じられるようになりました。
新しくなった身体で、これからどれだけ踊れるのか、全然わからないけれど、先のことあまり考えず、今回場を頂いたことに感謝して、今の身体で正直に踊りたいと想っています。