Bodies Double vol.3
「ユー・トピア紀の 最後の短い 午後に」
鯨の声は 古い記憶を呼び覚ます
それは “この私”の記憶ではなく でも私の中に眠る記憶
花火が打ち上がり 一瞬 世界は光に包まれて 全てを見渡すことが出来た
踊っている時、身体は此処に在りながら、魂は何処か違う場所と繋がってるような瞬間があります
今回は、ラスト間際のBachの歌曲の時にそれを感じていました
心残りもある公演でした
上演する場所を間違えた… 別の空間で、いつかもう一度演りたい…
でも多分 “いつか”は無くて あの日あの場所で生まれた、二度と無い時間でした
想い通りに行かないことも、次へのステップ… と前向きに言いたいところですが
本番終わる度に「もう踊れない 今回が最後…」と落ち込むクセはなかなか抜けず(苦笑) 今回も例外ではなく、こんなことニ度と出来ない、もう終わり、、と
でも、同時に、どんなカタチであっても踊っていたい と切に願う自分も存在していて
頭で考えても、わかることは限られている から… 頭は静かに、日々リハビリに励みながら、身体と会話しながら、次に何処へ向かうのか、視ていたいと想います
*写真は映像からの切り抜きです。ほとんどがピンぼけですが、宜しければ是非ご覧ください。
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